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井上尚弥 次戦の試合相手はタパレス! 12月26日に4団体統一達成!?

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WBC・WBO世界スーパーバンタム級統一王者フルトンをTKO勝ちで制した、“モンスター”井上尚弥選手。

次戦の試合相手はマーロン・タパレスで進行中というのが有力と噂になっています。

※追記:10/25の記者会見で試合は12/26 東京 有明アリーナと正式発表されました。
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そして、試合は12月26日に首都圏の有明アリーナでファイトマネー10億なんていう噂話も出ています。

井上選手がこの試合で勝てば、2階級4団体統一が達成されることになります。

この記事では、次の対戦相手と噂されるタパレスとの試合についての情報をお伝えします。

井上尚弥 次戦の試合相手はタパレス! 12月26日に4団体統一達成!?

1. 井上尚弥の次戦相手タパレスとは?

井上尚弥の次戦の有力候補タパレスとはどんな選手なのかを見ていきたいと思います。

1-1. タパレスのプロフィール

タパレスの基本的なプロフィールは以下になります。

  • フルネーム:マーロン・タナン・タパレス
  • フィリピンの選手
  • 当然ですが、井上選手と同じ階級のスーパーバンタム級
  • 身長:163㎝
  • リーチ:165㎝
  • 1992年3月23日(31歳)

このデータで見ると、井上選手と比べて身長は2㎝低くリーチは6㎝短いです。

井上選手のスピードを考えると、6㎝差のリーチはタパレスにとってはかなり不利なように思えます。

1-2. タパレスの戦績

次にタパレスの戦績です。

  • 総試合数:40
  • 勝ち:37
  • KO勝ち:19
  • 敗け:3
  • 引き分け:0
  • 無効試合:0

井上選手の戦績も見てみましょう。

  • 総試合数:25
  • 勝ち:25
  • KO勝ち:22
  • 敗け:0
  • 引き分け:0
  • 無効試合:0

ちなみにそれぞれをパーセンテージで見てみますと…

タパレス

  • 勝率:約93%
  • うちKO率:約51%

井上尚弥

  • 勝率:100%
  • うちKO率:88%

タパレスは2階級制覇王者の選手ですし、プロで40戦を戦ってきたベテランといっていいキャリアの持ち主ですが、井上選手の勝率はもちろんのことKO率の高さは圧巻ですね。

さすがモンスター…といったところです。

ボクサーのバックショット

1-3. タパレスの過去の対戦相手

タパレスのこれまでの目ぼしい対戦についてです。

  • 2010年
    • 4月:vsワ―リスト・パレナス。7回TKO勝ちで、フィリピンGABライトフライ級王座獲得に成功
  • 2013年
    • 5月:vsルーベン・マネカネ。4回TKO勝ち
    • 8月:vsフレデリック・ロドリゲス。12回判定勝ちで、WBOアジア太平洋バンタム級王座獲得
  • 2014年
    • 4月:vs木村隼人。5回負傷判定勝ち
    • 6月:vsファディリ・マジハ。12回判定勝ちで、WBOアジア太平洋王座初防衛成功
  • 2015年
    • 12月:vs大森将平。2回TKO勝ちで、WBO世界バンタム級王者への挑戦権獲得
  • 2016年
    • 7月:vsプンルアン・ソー・シンユー。11回TKO勝ちで、WBO世界バンタム級王座獲得
  • 2017年
    • 4月:vs大森将平。11回16秒TKO勝ち。初防衛戦だったが体重超過で王座剥奪されての試合のため王座は空位となった。
  • 2019年
    • 12月:vs岩佐亮佑。11回TKO負け。ダニエル・ローマンの負傷により設けられたIBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦だった。
  • 2021年
    • 12月:vs勅使河原弘晶。2回KO勝ち。
  • 2023年
    • 4月:vsムロジョン・アフマダリエフ。12回判定勝ち。、WBAスーパー・IBF世界スーパーバンタム級統一王者となり、2階級制覇達成

2. 試合の日程と場所は?

2-1. 試合日程

井上選手本人のSNSやスポーツ紙でも12月というフレーズが出ていますし、また、一部のメディアでは「12月26日」というキーワードも出ています。※追記:12/26に決定しました

井上が契約している米興行大手トップランクのボブ・アラムCEO(91)=米国=が「12月26日に日本で開催される井上尚弥-マーロン・タパレスのスーパーバンタム級4団体統一戦に向けて、事態は前進していると信じている」と語ったという。

サンスポ

フィリピンのデイリー・トリビューン紙によると、

(中略)

タパレス陣営はMPプロモーションのショーン・ギボンズ氏が交渉窓口となり、

(中略)

ギボンズ氏は同紙に対し、具体的な日程は未定としたものの「日本で12月に行われるだろう」と語った。会場は5万5000人収容の東京ドームが候補の1つに挙がっていると報道。

日刊スポーツ

これらの情報からも、12月に試合が行われるのはほぼ確定といっていいように思えます。

フルトン戦直後の元チャンピオンたちのYoutubeでもタパレス戦についての話しが出ていました。ついでにファイトマネー10憶なんてお金のお話も…

2-2. 試合会場

試合会場についても、上記の日刊スポーツの引用記事にある、東京ドームというのも現実みはあります。※追記:有明アリーナに決定しました

井上選手のフルトン戦はすばらしく、その後の4団体統一戦ということで、熱心なボクシングファンのみならず多くの人からの期待値もかなり高いでしょうから。

ただ、後ろの方の席からだとかなり小さくしか見えなさそうですが…

そして、海外メディアでは、有明アリーナ、という記述も見受けられました。

原文

An announcement is expected soon but it is likely that the fight will happen sometime in the middle of December or late-December, according to sources with knowledge of the talks.

Tokyo is going to host the scheduled 12-rounder with the Ariake Arena emerging as the top candidate to stage the landmark bout.

要約

会談に詳しい関係者によると、間もなく発表が予定されているが、試合は12月中旬か下旬になる可能性が高いという。

東京は予定されている12ラウンドの試合を開催する予定で、画期的な試合を開催する最有力候補として有明アリーナが浮上している。

sports.tribune.net.ph

現状、東京ドームでやってもおかしくはないのでしょうが、有明アリーナの方が妥当といった感じはします。

3. タパレスの最近の試合結果

3-1. 対アフマダリエフ戦に勝利

タパレスの直近の試合は、「12回判定勝ちの vsアフマダリエフ戦」ですが、どんな試合だったか… ダイジェスト動画がアップされていました。

試合は米国テキサス州サンアントニオのテックポート・アリーナで、タパレスが “WBAスーパー・IBF世界2団体統一王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)” に挑戦する、スーパーバンタム級タイトルマッチとして行われました。

序盤3Rくらいまではタパレスがやや圧し気味に見えますが、4Rくらいからアフマダリエフの動きがよくなり始め、7Rではタパレスが左をくらってからロープぎわに圧されて猛アタックされるといった場面も。このあたりから打ちあいが激しくなり、決定打にはならないもののタパレスも当てていきます。

次第に打ちあいの場面が多くなっていき、特に手数でいえばアフマダリエフが積極的に攻撃を仕掛けていっています。そして、それをタパレスがうまくかわしたり受け流しながら拳を繰り出すといった試合が続きます。

そして最終の12R、タパレスがパンチを空振りした勢いでよろけるといった場面がありましたが、問題なく試合は終了。

結果、判定は2-1でタパレスが勝利となりました。

4. 世間の声と井上尚弥への応援

最後に「井上尚弥 vs マーロン・タパレス」についての世間の声を集めてみました。

4-1. ファンの声

まだ試合決定の発表がないので、あまり声はあがっていませんが、熱心な井上ファンはタパレスにはもう勝ったテンションながら楽しみにしているようす。

4-2. 専門家たちの声

OBたちも当然楽しみにしているごようす…

海外メディアでは、現IBF世界フェザー級王者ルイス・アルベルト・ロペスが、井上尚弥選手が勝つと予想したうえで以下のようなコメントをしているようです。

原文

While he expects Inoue to win, he believes the hard hitting Tapales will make it a competitive fight.

“It's going to be a good fight. They are both very good fighters,” Lopez told BoxingScene.com “When Tapales did the stick and move vs MJ it worked. Now does MJ has Inoue’s power? I don't think so. But definitely I won't miss this one.”

要約

井上の勝利を期待する一方で、強打のタパレスが競争力のある戦いになるだろうと信じている。

「いい試合になるだろう。2人ともとてもいいファイターだ」とロペスはBoxingScene.comに語り、「タパレスが対MJ(ムロジョン・アフマダリエフ)でスティック&ムーブをやったときはうまくいった。今のMJに井上ほどの力があるか?私はそうは思わない。でも、間違いなく私はこの試合を見逃さないだろう」

boxingscene.com

4-3. 井上尚弥を応援する方法

ここまで期待されている「井上尚弥 vs タパレス」の試合ですが、まだ時間がありますので、これまでの井上尚弥選手の試合を復習したりして気持ちを温めて応援に挑む準備をしておくことで、よりいっそう試合当日が楽しめると思います。

直近のフルトン戦は、NTTドコモが提供する動画配信サービス「Lemino」(旧dTV)で独占生配信され、現在もプレミアム会員(有料)限定で見逃し配信がされています。※本作品の配信情報は23年10月1日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはLeminoのホームページもしくはアプリをご確認ください。

「Lemino」は井上選手のメインスポンサーということもあり、タパレス戦も独占配信の可能性が高いですね。

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5. まとめ

ここまで、井上尚弥選手の次戦について、そして、その対戦相手タパレスについての記事でした。

まとめますと…

  • 井上尚弥選手の次戦の相手はタパレス選手。
  • タパレス選手はアフマダリエフ選手に勝利したWBAスーパー・IBF世界スーパーバンタム級統一王者。
  • 試合は12月で、東京ドームか有明アリーナで行われると予想される。
  • 井上選手がタパレスに勝てば2階級4団体統一が達成される。そして、勝つだろうという予想の声。

となります。

タパレス戦は井上のキャリアにおける重要な節目となるのは間違いないでしょう。

ぜひ、応援しましょう!!


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